one day
「はいこれ、約束の写真。」
差し出された封筒の中身がかさりと音を立てる。目の前にいるのは幼馴染みと呼ぶのが一番合っているのだろうか、小さい頃から現在まで細かったり太かったりと波はあるけれど付き合いの続いている友人だ。
次のトークイベントのために幼い頃の写真を用意せよ。事務所から課されたミッションを自分一人で達成出来そうになかった俺が頼ったのがこの男だ。
狙い通り小学生や中学生の頃の写真を持って来てくれたそのお礼として受け渡しと夕飯をご馳走するのを兼ねての本日の対面、久しぶりに会うとはいえ重ねた時間の賜物か会話は弾む。
運ばれる料理の美味しさも手伝っていい気分になっていた、それは確かだった。のだけれど。
「でもさ、そんだけ好きって気持ちを向けられてたらちょっとぐらつく時とかねぇの?そうじゃなくてもお気に入りの子とかくらいはいるだろ?」
そいつがビールのジョッキを空にした直後に向けてきたこんな問い掛けに、俺はすぐ答えることが出来なかった。
いる、いない、いる、いない。素直に答えるのも役者としてどうなんだとか、けれどいないと答えるのも彼女の存在そのものを否定するみたいだとか。ぐるぐると頭の中を回る思いのせいで無言の時間が続く。
それを見たあいつがにやりと笑った気がした。
「もし、もしもの話だけど。そういう子がいたとして、自分から踏み込むつもりは?そうだなー例えば、連絡先渡したりとかさ。」
いる、という答えの前提で進む話。それに肯定も否定も出来ず、楽しそうに尋ねてくる相手を見つめることしか出来なかった。俺は、自分から踏み込むつもりはあるのだろうか。
自問自答の末に答えが決まった、いや、見つかったのはそれからどれくらい経ってからだっただろうか。
「……俺は、」
もしもの話、なんて前置きなんて忘れて。大真面目に答えた、答えていた。脳裏にたった一人を思い浮かべながら。
choice
時期としては3rdイベント後、GIStage千秋楽からトークイベント開催の間のお話です。
お気に入りのあの子と、もしもそんなことが可能な状況になったとしたなら。
そんな前提条件の上で、分岐選択として二つの選択肢の内から片方を選んでください。
選択肢は、【連絡先を渡す】、もしくは、【連絡先を渡さない】です。言い換えるなら前者は恋愛ルートに進む、後者は現状維持、と表現してもいいかもしれません。
選択肢を決めた上で、分岐用掲示板の本文に選択肢(【】内のどちらか)を、名前欄にPC名をフルネームでお書き下さい。選択内容は管理人にのみ見える仕様ですので誰がどちらを選んだかはlastイベントまで明かされません。
双方の選択によってlastイベントにて可能なこと・不可能なことが少しだけ出てきます。分岐選択は16日いっぱいまでです。