one day

「いい服とも出会えたし、これでイベントもばっちりだね!」

眩しいくらいの微笑みを向けてくれた彼女は、追っかけ仲間……じゃなくて。普段は女性アイドルを追いかけている友達だ。
ある時まではSNSもとりあえず繋がってはいるけれど特に連絡を取り合うような関係ではなかった。けれど彼女の推しが彼と同じ舞台に出演すると決まった時、互いの趣味を把握していた私たちはすぐに連絡を取り合った。
一緒に観劇する日々を過ごして何となく分かり合った感覚は今日まで続いていて、今日は間近に迫った彼のトークイベントの為に着ていく服を選ぶ手伝いをしてもらったというわけだ。

「それでそれで?なんかあったんでしょ、彼とさ。聞きたいな~~。」

買い物中にぽろっと漏らしてしまった言葉を辿っていった彼女が楽しげに笑う。普段いる場所が違うからか、彼女へは口が軽くなってしまうけれどさすがに先日のあれそれを詳らかに全て明かすのもよくない、とギリギリのところで仕事をする自制心。
――結局、初日にあったファンサの話をしたわけだけれど。

「前から思ってたんだけどさぁ、絶対気に入られてると思うんだよね~。」

いやそんなはずは、なんて都度都度否定していたことを第三者から真っ直ぐに言われて、一瞬固まってしまう。私の動揺を見透かしたみたいな彼女の視線がこちらへ注がれて。
そこからやってきたのは追撃という二文字が正しい言葉だった。

「ねっ、もし向こうからさ、連絡先とか教わったらもらっちゃう?」

いやそれはちょっと待ってなにその展開。なんて思いながらもそうなった時を想像してしまう。今までにだって何度か、人知れずしていたその想像は今もしかしたら思ったよりも近しいところに現実としてあるのかもしれない……なんて。

「……私だったら、」

紡いだ声色が思っていたよりも真面目な響きを帯びているな、なんて思いながら素直な気持ちをそのまま言葉にして届けよう。

choice

時期としては3rdイベント後、GIStage千秋楽からトークイベント開催の間のお話です。
大好きなあの人から、幾度となく想像したことが現実になったとしたなら。
そんな前提条件の上で、分岐選択として二つの選択肢の内から片方を選んでください。
選択肢は、【連絡先を受け取る】、もしくは、【連絡先を受け取らない】です。言い換えるなら前者は恋愛ルートに進む、後者は現状維持、と表現してもいいかもしれません。

選択肢を決めた上で、分岐用掲示板の本文に選択肢(【】内のどちらか)を、名前欄にPC名をフルネームでお書き下さい。選択内容は管理人にのみ見える仕様ですので誰がどちらを選んだかはlastイベントまで明かされません。
双方の選択によってlastイベントにて可能なこと・不可能なことが少しだけ出てきます。分岐選択は16日いっぱいまでです。