きのうより、すきになってる。から、…。
きょうも、生きててくれて、ありがとう。
しのぶ よる
忍 夜
24歳|173cm|#1a1f47
忍ばせているつもりはないが、声をかければ驚かれる。存在感が薄くもの静かな性格で、職場での評判は良くてミステリアス。さもなければ経理ロボット。申し訳なさそうな猫背が定着したただの観劇好きが推しの沼に落っこちて、遠征や平日公演のために有休が消化されていることを職場の人間は知らない。グッズ購入はもちろん、機会さえあれば手紙も贈り物もするが、事務処理以外の要領が悪く、数行の手紙に悩みすぎて何日も費やしてしまうことも多々。承認欲求は薄い――というより、目が合ったと感じただけで汗だくになるため耐えられず、客降りの通路側は死地。良くも悪くも「好き」がわかりやすく、陰気さは推しを見ているとき殊更晴れやかに変わる。おしゃれにも興味を向けてはいるものの、無難を求めた結果クローゼットの中はほぼ黒。友人に「木炭に似てるね」とまで言わせたトータルコーデの中、推しのイメージネイルだけが忍の世界を彩っている。